うっかりドーピングを防止しよう 薬剤師向けページ

このページでは、ドーピング防止対策、特に「うっかりドーピング」による違反者を出さないために、薬剤師などの医療従事者を対象とした、情報提供をしております。

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東京都薬剤師会
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-21
TEL 03-3294-0271

ドーピング防止について

ここでは医療従事者を対象とした専門的な内容になっておりますので、基本的事項は、選手向けページを参照してください。

禁止表は毎年1月1日に変更されます。
最新の情報を確認してください。

I.2014年禁止表国際基準

ドーピング禁止物質及び方法は 世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の世界ドーピング防止規程、禁止表国際基準(以下、禁止表)に定められています。
禁止表は、毎年改訂が行われており、前年の10月に翌年の禁止表が公表され、翌年1月1日~12月31日までが有効期間となります。

2014年禁止表は、次の通りです。

セクションの頭文字は、 S=Substance(物質)、M=Method(方法)、P=Particular(特定競技) を示す

◆各セクションにおける禁止薬剤の一例

・・・表にあげる禁止物質がすべてではありません。不明な時は必ずSP(sports pharmacist)に確認してください・・・

(  )内は、その薬剤の使用症例の代表例

S1.蛋白同化薬男性ホルモン、蛋白同化ステロイド
S2.ペプチドホルモン,成長因子および関連物質エリスロポエチン製剤、成長ホルモン
S3.ベータ2作用薬①~③以外の吸入薬、内服、注射、貼付剤は、禁止

 ①サルブタモール(24時間で最大1,600μg)、
 ②ホルモテロール(24時間で最大投与量 54μg )
 ③サルメテロール
は、添付文書に従って吸入される時は禁止ではない。
S4.ホルモン調節薬および代謝調節薬SERMs(骨粗しょう症)、抗エストロゲン薬(無月経)、インスリン
S5.利尿薬および他の隠蔽薬利尿薬〔降圧薬配合剤〕、イソソルビド(メニエル病)、 プロベネシド(※他の痛風治療薬は禁止ではない)
S6.興奮薬エフェドリン、メチルエフェドリン〔特に市販の感冒薬、鼻炎治療薬、鎮咳薬など〕、起立性低血圧治療薬、メチルフェニデート
※点眼、点鼻に使用される血管収縮薬は禁止ではない。
※アドレナリン(単独および局所麻酔薬との併用)の局所使用(鼻、眼等)は禁止されない
S7.麻薬モルヒネ、オキシコドン、フェンタニル、ブプレノルフィン、ペンタゾシン〔禁止表では、麻薬のセクションに含まる〕
※コデインは、禁止物質ではない
S9.糖質コルチコイド抗アレルギー薬配合剤、プレドニゾロン(喘息重積発作、突発性難聴)〔全身的な使用のみ禁止〕
※全身的な使用以外(外用、局所注射など)は禁止ではない

◆禁止方法の一例

M1.血液および血液成分の操作輸血
※酸素自体の補給は禁止ではない
M2.科学的および物理的操作静脈内注入、6時間あたりで50mLを超える静脈注射は禁止
※医療機関を受診して、医師の判断のもと検査や治療において正当に受ける静脈内注入は禁止ではない

II.治療目的使用に係る除外措置(TUE)

国体選手がTUE申請を行う際の手続きについてご紹介します。

※ここでの内容は、「医師のためのTUE申請ガイドブック2014」 から抜粋したものです。

1.TUE申請薬剤が以下の①~④の条件をすべて満たしているか確認

①治療上使わざるを得ない(使用しないと健康上の重大な障害を及ぼす) ②他に代えられる治療方法がない ③治療上使用した結果、健康に戻る以上には競技力を向上させない ④ドーピングの結果生じた健康被害の治療ではない

2.申請に関係する書類

a) TUE申請書 (1~3枚目)

b) 確認書 (4枚目)

c) 診断根拠を客観的に証明する書類
・臨床経過を記載した文書
・診察所見(必要に応じて、写真)
・検査結果(必要に応じて、データや報告書コピー)
・画像所見、フィルム

d) JADA吸入ベータ2作用薬使用に関する情報提供書

e) 都道府県名申告書兼TUE申請承認情報同意書
医師のためのTUE申請ガイドブック2014 (35ページ)

3.申請時に提出する書類

ⅰ)以前にTUEを取得している競技者

ア) 取得TUEの有効期限が国体終了まで残っている場合
⇒ e) のみ提出

イ) 取得TUEの有効期限が国体前、国体中に切れる、又はすでに切れている場合
⇒ ⅱ) へ(新規に申請)

ⅱ)新規にTUE申請を行う競技者

ウ) エ) 以外の薬剤を申請する場合
⇒ a)+b)+c)+e)

エ) 吸入サルブタモール、吸入サルメテロール、吸入ホルモテロールを除く「吸入ベータ2作用薬」を申請する場合
⇒ a)+b)+d)+e)

4.TUEの作成と提出

・作成者 ; 競技者 と 担当医(処方医)
・提出先 ; JADA (都道府県体育協会を経由しての申請も可)
〒115-0056
東京都北区西が丘3-15-1 国立スポーツ科学センター3階
(公財) 日本アンチドーピング機構 TUE委員会
※急ぐ場合は、FAX後に必ず原本を送付

5.申請後の流れ

JADA-TUE委員会で承認の可否が審査され、その結果(判定書)が競技者へ送付される
※詳細は、医師のためのTUE申請ガイドブック2013(9~10ページ)参照

ホットライン

東京都薬剤師会では、ドーピング防止に関する問い合わせを受け付けております。

24時間ホットライン(大会期間限定→終了しました。)

東京国体大会3日まえから大会期間は24時間、Eメールによる問い合わせを受け付けます。

受付期間

平成25年1月23日(水)~2月1日(金)
平成25年9月8日(日)~9月15日(日)
平成25年9月25日(水)~10月8日(火)

受付時間

24時間

受付方法

下記のメールアドレスに以下の項目を入れて送信してください。

・氏名
・年齢
・性別
・電話番号
・競技名
・自分の立場( 選手・コーチ・薬剤師・医師・その他)
・内容(医薬品名は正確に)

→ Eメールによる受付は終了しました。
下記にお問い合わせください。

薬剤師会ドーピング防止ホットライン

原則、専用用紙 をFAXでお送りください。
平日 9時から17時までの受付となります。

東京都薬剤師会 薬事情報課
FAX 03-3295-2333
TEL 03-3295-9532

JADAへの問い合わせ

JADA(日本アンチ・ドーピング機構)では、問い合わせを受け付けています。

リンク:http://www.realchampion.jp/knowledge/medicine

対策ツール

東京国体で使用したドーピング防止対策ツールです。

東京都薬剤師会作成 東京国体用

STOP! うっかりドーピング防止 A4ポスター(ダウンロード終了)

安心カード8面(店舗用POP)

薬剤師専用(JPEG)

薬剤師・登録販売者用(JPEG)

安心カード10面(店舗用POP)

薬剤師専用(JPEG)

薬剤師・登録販売者用(JPEG)

その他資料

リンク

東京都薬剤師会 アンチ・ドーピング活動推進ワーキンググループ