Vol.3064

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   かがやけ薬剤師!
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■TOPICS■■■
・敷地内薬局にメス、かかりつけ薬剤師機能評価でメリハリ
中医協は敷地内薬局だけでなく、そのグループにも一律引き下げを提示。
一方かかりつけ薬剤師機能を発揮したり、「リスク管理計画に基づく資材」に基づき、患者向け情報資材を活用した場合評価する方向性で動いている。


■【サミー】の投稿記事■■■
『トレーシングレポートの大切さ』
先月トレーシングレポートを書いた方の話です。(以下トレレポ)
1クール目(初回)CAPOX療法の方に一週間後電話をしたところカベシタビンの副作用の手足症候群のひび割れが出ている事が分かりました。保湿剤をこまめに塗るように再度説明しました。(しっかりと塗っていなかったそうです。)
全身の痒みも訴えておりましたので院内の薬剤部にトレレポで伝え医師と一緒に痒み止めの処方検討を依頼しました。(本人も医療職と言うこともあってか薬剤師同士がそこまで連携することに驚いておりました。)
先週2クール目の点滴の後、来局されたので副作用の確認をしました。
ひび割れは消失していました。ひび割れ自体はグレート2(グレード1:かさつき、乾燥、グレード2:ひび割れ、グレード3:皮がむける)の副作用ですが軽度な為、保湿剤による改善が出来たと思われます。
早期に対処することで治療が継続できることを実感しました。
(因みにトレレポに記載した処方提案もしっかり出てました。)
薬局内での投薬だけでは十分でないこともあります。ましてや初回時は病院でもいろいろな説明を受けているので時間を改めて説明することはとても大切です。
これからも1クール目の方にはしっかり電話約束を取り関わっていきたいと思います。

最近、薬薬連携熱いです!

それでは、今日も一日頑張りましょう!