Vol.2949

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   かがやけ薬剤師!
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■TOPICS■■■
・ 警察庁によると、昨年 認知症やその疑いがあり、行方不明になった人は、全国で延べ1万8700人余りと過去最多となり、10年で約2倍になっている。


■【JIRO】の投稿記事■■■
『樟脳』

「樟脳」これ読めますか?「しょうのう」と読みます。カンフルといえば分かり易いでしょうか。昔から防虫剤として使われており、タバコや塩と同様、専売制度が設けられていたそうです。今はナフタリンやパラジクロルベンゼン、ピレスロイド系が主流で大手メーカーが販売をやめてからあまり見かけなくなりました。
原料はクスノキで、その木片を水蒸気蒸留で抽出し結晶化させたものを樟脳といい、その過程で分離したものが精油(エッセンシャルオイル)です。天然成分ですが誤飲した場合は人体には有毒です。そして揮発性があり燃えやすい特徴があります。

また、揮発性の匂いでネズミ除けにもなります。

そういえば「粉ナフタリン」も売れなくなりました。畳の下に撒いておくと防虫・防ダニ対策になり、よく大工さんが買いに来たのですが、畳の部屋も減って時代の流れでしょうか。


それでは、今日も一日頑張りましょう!