Vol.2918

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■薬事委員会からのお知らせ■■■
『医療機器と計量器(はかり)について』

5/8から新型コロナウイルス感染症の分類が移行し、薬局業務もさらに変化してきていますね。
コロナ禍では、パルスオキシメーターなどの需要も増え、医療機器の問い合わせや品切れの対応に追われたことと思います。
薬局で取り扱う医療機器の知識も最新の情報が必要となっていますね。
薬事関係法規教本には、義務付けされた高度管理医療機器の継続研修について情報を掲載しています。令和4年度の継続研修でも触れられていた家庭血圧計については、大変ためになる内容がありました。来局者に家庭血圧を聞き取る事は日常的に行っていても、どのような機器を使用し、不具合はないかなどまでは、なかなか聞き取れないのではないでしょうか?そこで、来局者からの相談対応のお役立ち情報として、下記サイトがあります。

公益財団法人日本医療機能評価機構 薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業:共有すべき事例検索
https://www.yakkyoku-hiyari.jcqhc.or.jp/scsearch/SearchReportNext.action

また、計量器(はかり)についてですが、飛行機のパイロットには、フライト前に航空法で定められた6つの確認項目があるそうです。薬局の始業点検も確認項目がありますが、「はかりの日常点検」は必須ですね。薬事関係法規教本2022年版(P.158)には、はかりの日常点検内容を詳しく掲載しています。定期検査はもとより、日常点検では、機器が正確に作動しているか確認する必要があります。ご参考になさってください。