Vol.2906

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■生涯学習委員会からのお知らせ■■■
『生涯学修』

曾子曰く、吾日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝えしか、と。(論語学而第一4)
曾先生の教え。私は毎日(主題を変えては)重ねて反省する。(例えば誠意の問題についてのときは、)他者のために相談にのりながら、いい加減にして置くようなことはなかったかどうかとか、友人とのつきあいで、ことばと行ないとが違っていなかったかどうかとか、(学習内容で譬えるならば、薬の調合において)まだ十分に身についていないのに(調合して)他者に与えてしまったかどうかとか、というふうにである。(加地伸行 全訳注、論語 増補版、講談社学術文庫、2009)

私たち薬剤師は、毎日、患者さんと向き合って誠心誠意考えてさしあげられたかどうか、自分の行いが言行一致だったかどうか、不確かな調剤や服薬サポートをしなかったかどうかなど気になり、振り返っては調べ、不確かな知識を再確認しては身に着けていっているのではないでしょうか。
薬剤師は「袋に薬を詰めて渡してくれる人」ではなく「薬の適正な使用法を教えてくれる人」と一般的に言ってもらえるように、その方にとって徳になる情報をお渡ししたいです。毎日患者さん、地元の方と向き合って、ありとあらゆる健康や薬の相談があります。薬剤師らしい仕事をするために日々学修を続けたいと思います。東京都薬剤師会 薬剤師生涯研修認定制度をご活用ください。