Vol.2899

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   かがやけ薬剤師!
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■災害対策委員会からのお知らせ■■■
『情報は正しく知って、正しく理解して、正しく判断しましょう。』

皆さんは、今お住まいの地域では地震や水害等の災害に「被災しない」と思っていませんか。若しくは、「被災したくない」と考えたり、被災する事を「意識の中から消し去る」努力をしていませんか。かくいう私も、できるだけ災害を意識しないように日々過ごしています。
しかし、内閣府のホームページの防災情報には「首都直下地震(南関東で30年以内にM7クラスの地震)が発生する確率は70%程度」と掲載されています。

実は、東京都においては、令和4年5月に「首都直下地震等による東京の被害想定」が見直され、前回の被害想定から人的・物的被害は3~4割程度減少となりました。これは、住宅や建築物の耐震化、出火防止対策等の推進による効果を反映した結果のようです。
それでも、最大死者数 約6.1千人、最大建物被害 約19.4万棟 等の被害が発生すると予測されています。はたしてこの中に皆さんは含まれるでしょうか?

自分が被災者に含まれないように、自宅では家具等の転倒防止対策をする、高いところに重いものを置かないなど「自助」にむけて工夫をし...街を歩くときはは、狭い道は避ける...たとえ災害に遭っても、直ぐに活動できるように「避難バッグ」を足元に準備して...。周りを気遣う「共助」の目を養い、助け合いながら、安全と復興を求めて...「公助」を待つ。当然、薬剤師として個人的に、組織的にも「公助」に加わりながら。

これで正しいのかな?と自問自答しながら、東京都薬剤師会災害対策委員会へ向かう自分を想像しています。
皆さんも一緒に考えませんか。