Vol.2804

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■TOPICS■■■
・日医工の再建支援、メディパルホールディングスと企業再生ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ(JWP)の連合が有力に


■【ラーメンマン】の投稿記事■■■
『指導せんをもっと使っていこう』
先日、かかりつけ薬剤師研修会をオンライン受講しました。今回のテーマは糖尿病。「明日からの業務にどうやって生かそうか」と意気込んで受講し、非常に多くのことを学ぶことができました。その中でも少し変わった講演内容で印象に残ったお話を紹介します。

糖尿病のコーチングがテーマの演題で、紹介されたデータに「海外で高血圧患者を対象にした調査によると、説明したことのうち、10人中半分は何を説明されたか覚えていない。覚えている半分のうち、1人だけが参考になったと回答した。」というものがありました。drの診察でこのレベルなので、薬局ではもっと悲惨な実態かも。。。明日服薬指導を行う時に「どうせこの人も覚えていない。。。この人も。。。」とか思ってしまいそうです笑。

ネガティブ思考を取り払い、解決するにはどうしたらいいかなと考えて、忘れられてしまうなら手元に残すものをもっと渡していこうと決めました。皆さんもご活用されていると思いますが、患者さんへの説明文書は、インターネット上でいろいろなものを入手できますよね。
ちょうど11月14日は世界糖尿病デー。うちの薬局は糖尿病の患者さんが多い薬局ではないですが、その分知らない方も多いと思い、糖尿病の基本的な指導せんを50−60代の方に配っていこうと決めました。また、すでに糖尿病の薬を飲まれている方には、低血糖の説明資材を徹底して配ることにしました。

配ってもきっと捨てられてしまうかもしれませんが、まあ少しは印象に残りやすくなるでしょう。忘れた頃にしつこくアナウンスして、10回やれば1回はヒットするということです。テーマややり方を変えて、どんどん前向きに発信していきたいですね。


それでは皆様、楽しい休日をお過ごしくださいませ。