Vol.2784

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■TOPICS■■■
・厚労省医薬生活衛生局総務課課長補佐の青柳氏は、12日に行われた次世代薬局EXPOの講演の中で私見と前置きしたうえで「これからの薬局は、禁じられたものでなければどんどん新しいことにチャレンジして欲しい」と発言


■【しばやん】の投稿記事■■■
『私の薬局DX』
今年も次世代薬局EXPOの会場に行ってきました。薬局におけるテクノロジーも日々進化しているなぁ、と実感します。対人業務を推進するうえで欠かせない薬局DXですが、専門用語ばかりで嫌になってしまいますよね。DXを進める中で、IT弱者の患者を取り残さないのは前提ですが、さらに大前提を言えば我々薬局が技術革新の波に乗り遅れないことが重要です。
ところでDXはデジタルトランスフォーメーションの略語ですが、なぜトランスフォーメーションなのにXなの?という疑問を私自身が抱いたのもつい2年前くらいのことです。それからせっせと薬局内ネットワーク構築の基礎を本やネットなどで自己流で学び、良いと思えるものをいろいろと導入してきました。
新しいシステムはどれもこれも便利そうですが、機能がありすぎたり、他のシステムと機能が重複して迷ったり、どれも一長一短で完璧なシステムなどありません。導入後は文句や不安が続出です。が、3か月もすると上手に使いこなし、思いもよらなかった使い方を提案してくれるスタッフ。とても心強いです。
「ウチの薬局はDXが着実に進んでいるなぁ」と自己満足に浸っていたところ、最近システムトラブルが多くなりました。その原因を探るとケーブルの劣化だったり、回線の大元にあるホームゲートウェイが寿命だったり、機器の増加によってルーターが処理しきれずフリーズしてしまったり、旧来のデジタルインフラでは対応しきれなくなっているのが原因であることが多いです。大抵は再起動すれば一時的に回復しますが、必ず同じトラブルが起きます。
システムトラブルが起こるとどうしても緊急案件となりますし、時間外に行わないといけないことも多いので、デジタル機器に予定を乱される日々。ITに強いスタッフを複数育てないといけないなぁと感じます。
なんてことを書いていたら皆さんビクビクしてしまいますね。でも「DXのXって何?」と最近まで言っていた私が何とかこなせていますのできっと大丈夫ですよ!まずはXの意味を調べるところからはじめましょう! 
そうそう、ITに強い方がいたら私とお友達になってください(笑)

試行錯誤ばかりで苦労もありますが、うまく運用が軌道に乗ると、薬局の業務がガラッと好転するのでDXを進めて良かったな、と心から思いますよ!


それでは、今日も一日頑張りましょう!