
Vol.2765
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かがやけ薬剤師!
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■TOPICS■■■
・野菜や果物を多く食べる人は、そうでない人と比べ、20年以内に死亡するリスクが7~8%低かったとの研究結果を国立がん研究センターと横浜市立大のチームがまとめた。ビタミンや食物繊維を豊富に含む野菜や果物の摂取は健康のために重要とされるが、国内の大規模調査で裏付けされたのは今回が初めてという。
チームは解析結果を踏まえると、長生きするには野菜は1日300グラム以上、果物は140グラム以上の摂取が望ましいとしている。
横浜市立大教授 後藤 温(あつし)
■【サミー】の投稿記事■■■
『フィジカルアセスメント』
皆様フィジカルアセスメント実施されておりますか。
5~6年前より在宅訪問業務でフィジカルアセスメントを行ってます当薬局の話致します。
具体的には血圧、脈拍、SPO2(酸素飽和度)、体温を測定しております。
ほとんどの場合、異常はありません。
むしろ異常が無いことを確認することが大切だと思っております。
一般的に自分自身を客観的に見ることは難しい事ですが、ご高齢になるとより難しくなることが多くなると思います。そこでフィジカルアセスメントを活用することで自身で認識して頂く機会に繋がると思っております。(薬の効果、副作用を見ると言うことも当然入っておりますが)
先週経験した患者さんの話を少し致します。
心不全があり、労作時に呼吸苦があり、安静時のSPO2 98~99%、トイレに行って帰ってくる位の労作時のSPO2は92~94%という方です。
訪問時にいつものようにバイタル測定致しました。体温が37.1℃でSPO2を測定したら何度測っても82~84%とかなり低値でした。
常に独居な方ですが、たまたま遠方より家族が来ていたため救急車を呼んでもらいかかりつけの病院に搬送してもらえることになりました。
かなりSPO2が低値にも関わらず呼吸苦が強く出ていないのは、日頃より心不全で労作時に低くなるため慣れてしまっている可能性も考えられます。そんな方を多職種で診ていくためにも大切なツールではないかと思います。
断定、診断ではなく、悪化している可能性が考えられると言うことであれば薬剤師も踏み入ることが出来るのではと思います。
日頃からその方の数値を把握しながら関わっていき自宅で安心して過ごしてもらいたいと願って続けていこうと思ってます。
それでは、今日も一日頑張りましょう!