Vol.2710

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かがやけ薬剤師!
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■生涯学習委員会からのお知らせ■■■
『人の力が大きな薬に』

認知症の"夢の新薬"「アデュカヌマブ」は継続審議となったため、まだまだ認知症は人の力と今ある薬で予防や対応をしていくしかないようです。ところで、次の5項目を満たすことができたら認知症のリスクが減って、認知症になる確率は46%と約半分になるそうです。
1.配偶者がいる、2.同居家族間の支援がある、3.友人との交流がある、4.地域のグループ活動に参加している、5.就労している。
結局「社会とのつながりの豊かな人」は認知症になりにくいのです。今のところ認知症を治す薬はありませんから、それを考えると「人」と「人」がつながりを持ち、さらに社会とのつながりを持つことがいかに大事なのかを理解し、それを実践していくことが「大きな薬」となるのではないでしょうか。

最近の認知症に対する国の方針は2018年12月に発表された「認知症施策推進大綱」で示され、国は様々な目標値を定めました。大綱の要約は「認知症の人ができる限り地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指す」とされています。薬剤師の認知症対応力向上研修の受講者を6万人としています。東京都薬剤師会では毎年講習会を年2回開催しています。今年も秋以降に開催されますので、受講して対応力を身につけましょう。