Vol.1896

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かがやけ薬剤師!
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■TOPICS■■■
・ブロプレスの小児患者への使用が保険適用に
・高血圧患者は歯周病に注意?血圧コントロールに悪影響か


■【かすていら】の投稿記事■■■
『凍死にご注意』
本日は日本最低気温の日です。1902年(明治35年)のこの日、北海道上川地方旭川市で日本の気象観測史上、最低気温である氷点下41.0℃を記録しました。これは富士山頂の記録(氷点下38.0度、昭和56年2月27日)よりも低い温度です。青森県の八甲田山で日本の山岳史上最悪の遭難事件が起こったのも、明治35年のこの日のことです。
日本の凍死者は2010年以降、年間1,000人を超える規模となっているそうです。山岳遭難など特殊な環境で起きると思われがちですが、そのような極端なケースは少なく、大半は体温の調節機能が衰えた高齢者が、室内で低体温症になり死に至るケースが多いようです。濡れた衣服による気化熱や、屋外での泥酔状態といった条件次第では、夏場や市街地でも起こりうるとのことです。
低体温症は寒さなどで体熱が失われ、体の深部の温度が35℃を下回ると、身体機能にさまざまな支障を生じ、多臓器不全に至ります。35~32℃では血圧が上昇し、震えが出ます。32℃以下では震えが止まり、意識障害や脈拍の低下などの症状が出て、放置すれば死亡の恐れがあります。
熱中症の危険性は広く知られていますが、低体温症による死亡(凍死)の方が、死者数は1.5倍も多いという報告もあります。高齢化、孤立化も背景にあるようなので、こういった注意も患者さんに促せるといいかもしれませんね。

それでは皆様、楽しい休日をお過ごしくださいませ。