Vol.1601

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かがやけ薬剤師!
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■TOPICS■■■
・(厚労省)改正GPSP省令を公布‐MID-NETなど活用可


■【愛梨】の投稿記事■■■
『目薬が出なくなりました』
私が実務実習を行っている薬局でのお話です。

以前、2人の患者さんから「薬が出なくなった」とお申し出がありました。

その薬は濃度は違うが、どちらも日東メディックさんの「フルオロメトロン点眼液T」でした。

メーカーに点眼液を調べていただいたところ、白色物がつまっていたそうです。

「懸濁性の薬だから薬の成分が偶然つまったのだろう」と私は思っていましたが、粘稠化剤の「ポリビニルアルコール」が原因である可能性が高いということでした。

ポリビニルアルコールは冷蔵庫のチルド室のような低温の場所での長時間保管や、ホウ酸と混ざることでゲル化を起こすという特徴があるそうです。

ホウ酸は添加物として多くの点眼剤に入っています。正しい方法で点眼されていれば問題はありませんが、容器の先端が目についてしまうような使い方の患者さんは意外に多いようです。

このような使い方ですと複数の点眼剤を使うときに、目に残っていた薬を容器で吸い込んでしまいます。

これがホウ酸と混ざる原因となると考えられます。

今回の体験で「これは説明しなくてもわかるだろう」と思わず、使用方法や保管方法も伝えることが大切だと思いました。

それでは、今日も一日頑張りましょう!