Vol.1269

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かがやけ薬剤師!
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■TOPICS■■■
既存の全ての抗生物質に耐性をもつ細菌感染が、米国内でも初めて確認された。コリスチン耐性遺伝子はカナダ、中国、ヨーロッパのヒトや動物に認められているが、カネバペネム耐性菌がコリスチンに対しても耐性を獲得すると、感染症の治療選択肢はもう存在しないという。どの抗生物質も効かない「スーパー耐性菌(superbug)」がいずれ出現すると警告されている。


■投稿記事■■■
『薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン』
以前配信した記事でも取り上げましたが、2016年4月、薬剤耐性菌対策のためのアクションプランが策定されました。2015年5月の世界保健総会において採択されたAMR国際行動計画に沿ったものです。
我が国の指標として2020年には対2013年比、全体33%減(経口セファロスポリン、フルオロキノロン、マクロライド系薬50%減、静注抗菌薬20%減)と設定されていますが、抗菌薬使用料減少や薬剤耐性菌の減少は、どちらも適正に使用することがポイントです。最適な抗菌薬の治療期間、手術時等の予防的抗菌薬投与についてガイドラインを守り、不必要な投与は避ける必要があります。ここも薬剤師がしっかりと関わるべきところだと思います。


■委員日記■■■
いつもながら、このような取り組みを行うにあたって医療者の意識改革をどのように行うかが課題になります。薬剤耐性菌については随分前から問題視されていたのですが...。今回は指標がはっきり出されているので、2020年達成は必達目標です。私たちは医療従事者にどのように示すべきでしょう。また、うるさい奴と思われるかもしれません。でも、そのうちに感謝されたこともありました。薬剤師として信じる道を進みましょう。